【キャリア】介護施設新規オープンの職場に合う人・合わない人
介護施設の新規オープンは一から事業所を作っていく大変さがある一方、意外と転職先として人気があります。
新規オープンの事業所に興味を持った介護士さんに話を聞いていると、特に前の職場でお局さんのような存在に苦労している方にとって、新規オープニングは全員がフラットに働き始めるためその心配がなく人気です。
ところが一方で、オープニングの半年後にはかなりの人数の職員が退職していることも珍しくありません。
その理由は、いちから事業所を作っていく難しさと、そのような環境で上手く働いていく素質がない介護士が間違ってオープニング施設に集まってしまっていることにあります。
新規オープンの介護施設で働く難しさ
改めて新規オープンの介護施設は何が難しいのかを具体的に説明します。
ルールがないことで派閥ができやすい
オープンスタッフとして入社するのは即戦力となる中途の人が多いですが、各々が経験から自分のやり方を持ってしまっています。
例えば利用者に出来る限り寄り添って丁寧な介護をするのが大切、と学んできた人もいれば、最低限の尊厳を守りながら素早く仕事を回していくことが大切、と学ぶ人もいるのです。
こういう場合、「あの人は仕事が遅い」や「あの人は仕事がテキトウすぎる」というような派閥が生まれ、人間関係の悪化につながります。
私が今まで見てきた中で、このケースで上手くいかないことが最も多いです。
この問題は法人の理念がしっかり定まっていて、理念からくる行動規範がきちんと整ってくれば解決していくことではありますが、理念の浸透が浅い初期は往々にして起こり得ます。なので、自分のやり方に固執せず職員同士話し合って最適解を出していくことが出来る職員がオープニングには合っています。
指示をしてくれる人がいない
初めはいちからみんなで仕事の流れを作っていくので、指示がなければ動けないような受動的な介護士には向きません。
たまにオープニングスタッフでも常に指示待ちで、指示がないと動けない人がいます。また指示がないと「何をして良いか分からない」と文句を言っている人を見ますが、そういう方は向いていません。
自ら今何が必要か考え、その考えを周りに共有しながら能動的に実行していける人が向いています。
変化が非常に多い
施設のオープニングでは、全員でいちからルールを決めていくということを説明しました。ただ初めから完璧なルールを作れることは絶対にありません。そのことから、昨日決まったことが翌日には変わっているなんてことが日常茶飯事です。
ただオープニングに向いてない人「昨日はこう言ったじゃないですか」「こうだと思ってたのに」と言ったことをよく言います。
こういう事は指示待ちで自分から動けない介護士が言いがちなのですが、変化がある事を認識しながら働くことが出来ない介護士は、オープニングには完全に向いていないでしょう。
介護施設の新規オープンスタッフに合わない人まとめ
介護施設のオープニングに向いてない介護士の特徴をまとめるとこの通りです。
・自分のやり方に固執し柔軟性に欠ける人
・指示がなければ動けない人
・業務上の変化についていけない人
介護施設の新規オープンスタッフに合う人まとめ
一方で向いている人は 上記の逆の人ですが、特徴はこの通りです。
・自分のやり方に固執せず他の職員と相談しながら柔軟にやり方を決めていける人
・自ら今事業所に必要な仕事を探し、能動的に仕事ができる人
・変化があると認識した上で変化を楽しんで事業所を作っていける人
最後に
介護事業所のオープニングは一見華々しく面白そうに見えますが、適性のない介護士が入ってくると人間関係が悪化することがしばしばです。またあなた自身に上記の適性がない場合も、働くのがしんどく感じてしまうこともあると思います。
新規開設の介護事業所へ転職する際は、自身の適性を見た上で慎重に決断してみてくださいね。
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職場の人間関係を面接で見極める方法 これだけは避けたい面接官の4タイプ!
介護業界での離職理由TOP1は人間関係だということはご存知でしょうか。
私自身が多くの事業者のマネジメントを見ていく中で、採用が職場の人間関係に大きく影響していということがわかりました。
当たり前といえば当たり前で、面接の時に人間関係を拗らせないような人かどうかを出来る限り正確に判断して、”良い人"のみを採用することで必然的に良い人たちが働く職場になります。
なので、皆さんは面接を受ける際面接官がどのような点を見て採用を決めているのかをしっかり聞いて、ちゃんと人間的にしっかりした人を採用している事業所かを見極める必要があります。
面接官から採用基準を聞き出す方法
もちろん直球に「因みに採用基準って何ですか?」と聞いてしまうと「教えるかボケ」と思われて落とされてしまいます。
また、「人間性などは見られてるんですか?」と聞いても「いや、見てません」と答える人はそういないので機能しません。
なので上手く聞くことが大切ですね。採用基準を聞き出すには、なぜ自分がそれを聞きたいのか正当な(賢そうな)理由を伝えてから聞くと良いです。
例:私がお役に立てるでしょうか
一点質問しても宜しいでしょうか。
私が〇〇さんやこの事業所のお役に立てるのかどうかがとても大切だと思っているのですが、職員を採用する時はどんな点を重視してらっしゃるのかお伺いしても宜しいですか?
基本的に このように聞けば、答えてくれない面接官はいないと思います。
では聞いた後、どのような返事が返ってくれば良いのでしょうか。
返しの悪い例(人間性を重視していないケース)
タイプ1. 人間性の重要性に気付いていないロボットタイプ
人間性やコミュニケーション能力に触れないケースは危険です。その管理者は人間関係が如何に重要かを理解できていないケースが多く、職場の人間関係に問題がある場合もあると思います。こういったケースは、往々にして面接官本人の人間性にも問題があるケースがあります。
タイプ2. 労働条件を前面に押し出す人材不足タイプ
例えば勤務可能日や時間帯、給与など労働条件を前面に押し出してくる場合は赤信号です。慢性的に人が足りておらず、条件が合えばすぐに働いて欲しいと思っているケースに当たります。そうなると当然のことながら、人間的に質の低い人も採用されている可能性が高まります。
タイプ3. 思考停止、雰囲気採用タイプ
返ってくる返事が曖昧だったり、質問をした直後の反応が一瞬でもしどろもどろしていたら、見逃してはいけません。これは採用基準が明確に決まっていない、雰囲気採用タイプです。採用面接はとりあえず形式に行っているだけなので、職員の質は面接官の直感によってかなり左右されるでしょう。まあでも、上手くいっているケースはほぼありません。
タイプ4. 人材不足馬鹿正直タイプ
「基本的に◯▲*♢+!だが、人が足りないので、とにかく明日からでも働き始めて欲しい」
と付け焼き刃のそれらしい理由を述べているものの、あなたのことをよく見ることなく直ぐにでも働いて欲しいと言って来る場合は末期かもしれません。魑魅魍魎が職場にいる可能性があります。採用基準はザルなので、内定が出たとしても喜んで辞退しましょう。
返しの良い例(人間性を重視しているケース)
はっきりと、人間性に関わる部分を見ていると答えてくれるならばその職場は比較的安心です。職場の輪を乱さないような協調性、人間性、コミュ力(自然な会話や挨拶)を非常に重視していると答えてくれるはずです。
もし確信が欲しければ、なぜ人間性やコミュ力を重視して採用しているかを具体的に聞いてみましょう。
人を辞めさせない優秀な管理者は、経験から当然のように職場の人間関係が重要だということを知っています。なので、なぜ人間性等を大切にしているか納得できる返答をくれるはずです。
今後介護業界で就職や転職の面接を受ける際は、妥協せず人間性を重視して採用をしている事業所を探して就職するようにしてみてくださいね。
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【キャリア】経験・能力に応じて年収が上がる介護施設と上がらない介護施設
介護士の給与について、こんなケースがよくあります。
- 勤務10年目だけど年収がほとんど上がってない
- 主任の年収と自分の年収がほぼ同じ
- 人事考課が面談のみ(上司の主観)
介護業界はキャリアアップができる業界だと聞いていたのに、、
面接ではちゃんと能力を評価して給与も上げますよと言われていたのに、、
こういうケースはとても多い印象です。
では何が原因なのでしょうか?
給与が一向に上がらない理由
どういった事業所の場合、給与が上がっていかないのか、その原因を1つ1つ説明します。
1. 評価者が上司1人だけ
人事考課は基本的に自己評価と上司による評価で行われると思います。
ところが上司1人が評価者の場合、上司の主観によって評価が決まってしまう恐れがあります。
そうなると上司に好かれれば評価が上がり、嫌われると評価が下がることになり兼ねないので危険です。
職場でもキーマンになる上司に気に入られようと、上司の前では頑張っているふりをし、同僚の前ではテキトウに仕事をする人も出てくるでしょう。
好ましいのは、現場を見ている上司2人 or 3人が評価して、1人の主観に偏らない工夫がされている介護施設です。
もしあなたの介護施設が上記の危険な事業所に当てはまっており、良い評価を受けてない場合は今後も上がる見込みがないので転職を考えても良いかもしれません。
2. 評価者に現場を見てない人が入っている
評価者が複数人いたとしても、現場を全く見ていない本部の人事や理事などが入っていると同じく危険です。現場を見ていない人はハンコを押すだけで、実質現場を見ている上司1人の判断になり兼ねないのでこちらも注意してください。
3. 評価の軸や給与算定方法が曖昧 *重要
給与を査定するための人事考課の時期になったら、どのように評価をしているでしょうか。
面接だけで終わってしまう場合もあれば、簡単な習得業務・能力シートに記入してほぼ上司の印象・感覚・主観な場合もあると思います。
悪い事業所は基本的にこの上司の主観に頼っているケースが多いです。上司が非常に優秀なら問題ないのですが、そもそも管理者レベルでも人事評価に関して優秀な人が少ない業界なので、上司の主観で自分の給与が決められてしまうのは非常に危険です。
一方非常にしっかりした制度を作っている介護施設では、習得すべき能力や普段のコミュニケーション能力についての項目を数十〜数百項目定義し、各項目をポイント制にして評価しています。
例:
そして下記の流れで評価を決定します。
- 介護職員本人が自己評価の点数をつける
- その後現場を見ている上司複数人がその自己評価について各自で修正
- 上司同士の意見が違えば議論し、点数を決定
このように評価項目が明確に決まっていることは評価を曖昧な主観にしないために非常に大切なことです。合計点で給与が計算されるのであれば納得がいきますし、介護職員も何を磨けば給与が上がるかが明確になります。
あなたの介護施設ではどうでしょうか?
この制度は一朝一夕に作れるものではないので、あなたの事業所がこういう仕組みを持っていない場合それが出来るまでしばらく時間がかかるでしょう。早めにしっかり仕組みを持っている事業所に転職するのもおすすめです。
転職サイトやエージェントを上手く活用して転職を成功させるために、こちらもご参考ください。
給与が上がる介護事業所
まとめると、下記のような事業所だと経験・能力に応じて年収が上がって行くことが多いです。
①の仕組みを作ることはそこまで難しいことではありませんが、②③は制度を整えるのに時間がかかります。
もし今の介護施設できちんと制度が整っていなければ、今後長く勤めても給与は上がりにくいでしょう。きちんと給与を上げていくためには、評価や給与算定の制度がきちんと整っている法人を見極めて転職するようにしましょう。
見極める方法の中で最も確実なのは、面接の時に明確に聞くことです。評価制度について曖昧に答える法人は危険なのでやめましょう。
★転職におすすめの転職サイトやエージェントはこちら★
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【キャリア】良い事業所の見極めに便利な制度について
せっかく就職・転職しても管理者と合わなかったり、人手不足でサービス残業が多かったり、職場の人間関係が悪かったり、、、
まだコンプライアンスや労働環境がきちんと整っていない事業所も多く、介護業界での就職・転職を成功させるのは簡単なことではありません。
以下の記事では、良い事業所を見極める3つの方法を書きました。
ただ内部の人間関係や労働環境の実態など、実際入ってみないとわからないことも多くあります。
一度事業所で体験的に(もちろん給与ありで)働いてみて、良い事業所だと思えば正社員として働き始める、ということができればとても便利ですよね。
それが可能なシステムが、紹介予定派遣です。
紹介予定派遣
まず派遣とは何かを正確に理解しておきましょう。
派遣とは
派遣の主なメリットとデメリットはこの通りです。
メリット:派遣先が嫌な事業所であれば、派遣会社に頼むことで派遣先を簡単に変えられる
デメリット:派遣先事業所に更新を切られる可能性がある。その場合また新たな派遣先で働き始める必要がある
紹介予定派遣とは
そして紹介予定派遣というのは、 あなた(派遣スタッフ)と事業者がお互い了承すれば派遣期間が終了した後、正社員として事業所に就職することができるシステムです。
つまりこの制度を使えば、事業所のことが嫌なら派遣先を変えれば良いし、今後も働きたいと思えば派遣社員→正社員として就職する事ができるのです。
紹介予定派遣のメリット
このシステムのメリットをまとめます。
- 内部の人間関係や労働環境を体験してから正式に社員になるか決められる
- 事業所が合わなくても次の事業所を見つけやすい
- 転職ばかりして履歴書が汚れる事がない
介護業界は人間関係が良くない・管理者の質が低い・サービス残業などの労働環境に問題があるというケースが非常に多いため、上記3つは非常に大きなメリットになると思います。
特に履歴書が転職だらけで汚れると、「どうせ辞めるから」という印象を持たれてキャリアアップしづらくなるので、キャリアアップ・年収アップを考えている方にも紹介予定派遣はすごくおすすめです。
おすすめ派遣会社
現在紹介予定派遣を扱っている派遣会社のなかで、圧倒的におすすめな会社をご紹介します。
カイゴ畑
カイゴ畑を1番におおすすめする理由は、 何と言ってもとても充実した『キャリアアップ応援制度』です。
通常資格取得もお金が結構かかるので、資格取得で給与を上げていきたい場合はとてもいい選択肢です。
きらケア 派遣
きらケアをおススメする主な理由は『福利厚生』です。
普通に介護事業所に入っても福利厚生がほぼないことが多いですが、きらケアはとても派遣スタッフを大事にしていることがわかります。
また、急な出費があるときに「給与前払いサービス」は意外と便利ですよ!
正社員として安定したい、と言う方はこちらもご参考ください。
おすすめの介護士転職サイトと介護専門転職エージェントをご紹介してます、
【キャリア】ケアプランの有料化でケアマネは仕事を失う?
介護保険制度の課題
最近、次の介護保険制度の制度改正のために活発に議論されてますね。
ご存知かと思いますが、介護サービス対する自己負担は現在1~3割になっていて、残りのお金は40歳以上の被保険者(働いてる人)が払っています。
ただ高齢者がかなり増えているので、被保険者が納める介護保険では高齢者を支えることができなくなってきているのがかなり問題になっています。
本題
今後十中八九、介護サービスの自己負担は全員2割以上になっていくでしょうし、今無料で作成してもらえるケアプランも有料化するでしょう。
ケアプランの有料化についてはまだ反対意見は多いようです。
日本介護支援専門員協会の濱田和則副会長は、「現在はほぼ全ての利用者がケアマネジメントを使っている。これが損なわれれば制度全体の基盤が揺らぐ」と問題を提起。
この主張の意味は、有料化して利用者がケアマネのサービスを受けなくなったら、利用者ごとにどういうサービスを提供すれば良いかという基準もわからなくなるよ、適切なサービスを提供できなくなるよ、ということです。
でも、そんなことないと思うんですよね。そもそも現在でもケアマネの質は全体的に低く、利用者に適切なサービスを提供できていないことが多いのではないでしょうか。
ケアマネ業界が抱える問題
ケアマネ業界が抱えている大きな問題はこちらです。
- アセスメント・ケアプランの質を適切に評価してもらえる環境がないため質が低い
- 時間に追われて各利用者についてしっかりケアプランを塾考する事ができない
- 利用者は介護について素人なので、ケアマネの評価ができない(ケアマネを交代させれることすら知らない)
いろんなケアプランを見ていても、そもそもアセスメントで利用者とご家族の正確な情報や希望を聞き取れてないことは多いです。非常に表面的な内容だけを聞いて、何となくそれらしいケアプランを作成しているケースがほとんどだという印象です。
こうなっていることは仕方ないことでもあります。
ストレスやプレッシャーを自分に与えながら向上心を持って学んでいく人はほんの一握りですし、そもそも教育の立場にある上司でさえ良いケアプランを作る能力がないことも多いからです。
質の悪いケアマネは仕事を失う
ほとんどの利用者や家族、いわゆる介護業界にいない一般の人たちは、担当したケアマネが適切なアセスメントをしてくれているか、良いケアプランを作ってくれているか自分で判断する事ができません。
介護について通常知識がありませんし、一生の中でケアマネさんと話す経験なんて殆どないからです。なので、上記のような質の低い仕事をしていても今までは上手くやってこれました。
ところがケアプランが有料化されればどうなるかというと、お金を払うサービスについてはそれ相応の質を求めるようになるので、一般の人も知識をつけてケアマネを交代するなんてことが当たり前になっていくと思います。
ケアプランの作成は1件あたり14,000円ほどと言われています。何割を利用者が負担するようになるかはわかりませんが、14,000円もらうほどの価値があるサービスを目指さなければ、質が低いケアマネはどんどん仕事を失うことになるでしょう。
努力家のケアマネにとってはチャンス
これを読んで、「なんてことを言うんだ」と憤慨するケアマネはそれまででしょうね。
でも、向上心のあるケアマネはチャンスだと気づくはずです。
介護保険での財源確保に限界がきている分ケアプランはいずれ必ず有料になると思います
— びず@ケアワーカーのキャリアとお金のはなし (@5mins_asset) November 3, 2019
すると能力がないケアマネは仕事が減って、真面目に能力を磨いている賢いケアマネの価値は非常に高くなるでしょうね
俺なら優秀なケアマネに2倍でも払いますhttps://t.co/fvR6WfK1aR
介護業界で働くデメリットは、給与の額が上がりにくいということです。介護事業所の主な売上が介護保険のため、どんなに優秀な介護士やケアマネがいたとしても一般企業のようにどんどん売上伸ばしていくことができないのが理由です。
興味がある方はこちら読んでみてください
ところが、今後優秀なケアマネはその能力に付加価値をつけて、介護保険以上のお金をもらって商売することができるようになるでしょう。
私なら富裕層をターゲットにして、質の高いサービスで介護保険以上の料金を取ることを目指します。
正直自分の大切な親のためなら質の高いケアマネジメントや介護を受けたいというのは当たり前で、それによって親がより幸せに、また希望通りの人生が過ごせるのであればケアプランに5万、10万を払っても高すぎることはないと私は思っています。
今後は1,000万円プレイヤーのケアマネが出てきたり、ケアマネに対する教育事業を始める人も出てくると思います。
今後のためにケアマネがやるべきこと
このピンチをチャンスに変えるためにケアマネが何をしていくべきかは明確です。
アセスメントの質を向上する
ケアマネジメントの"質"について常に追求していきましょう。"質"について正確に定義することは困難ですが、少なくとも利用者と家族は何を求めているかを正確に把握することが必要です。
多くのケアマネが上記のようなよくある悪い例に該当します。
例えばこういったケアプランを作成する方が多い印象です。
一方よくよく話を聞くと「公園に行きたいのは孫の遊ぶ姿をみたいからだけど、電動車椅子で行けたら歩けなくてもいい」と言っている場合もあります。するとケアプランはそもそも間違っていますよね。
もちろん短期目標、長期目標も大きく変わってしまいます。
アセスメントの質を上げることが以下に大切か、わかると思います。
地域資源を正確に把握する
ケアプランを作成するにあたって、地域資源の把握はとても大切です。
怠惰なケアマネはケアプランの内容に関わらず、知っている介護事業所を紹介するばかりで、変わっていく各事業所の状況を把握するために訪問したり、密に連絡を取り合うことをしません。
一般人が地域資源の口コミを共有しあったり、簡単に検索できるようなサービスが出れたり、またケアマネや居宅の口コミサービスが出るとすぐにこのような怠惰は露呈することになるので、今から各事業所との関係強化や情報収集をしておくことがとても大切です。
人数を裁くことしか考えない居宅を辞める
とはいっても、居宅の方針が「一人一人の利用者に合った丁寧なサービス提供」ではなく「売り上げ重視」であれば自分の能力を磨く余裕も、ケアプランを丁寧に作成する余裕もないと思います。
そういう事業所はケアマネの能力アップに適していないので、できる限り避けましょう。長期的に考えると、如何に自分のサービス価値を高めていくか、社会から必要とされる能力をつけていくかが大切です。
もし今の居宅に疑問を持っていたり、より良い環境で働きたいと思った方は、居宅を「理念」を基準にして探してみてもいいと思います。
こちらはケアマネさんにもおすすめの転職サイトとエージェントをまとめていますので、是非参考にしてみてください。
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【キャリア】良い(悪い)介護事業所を見極める3つの方法
介護士として働く中で、転職を全く経験しない人はごくわずかだと思います。また退職した約39%は1年未満に退職する言われています。
こちらは離職理由に関するアンケート結果です。
ネガティブな離職理由として多いものをわかりやすく書くとこの通りです。
・心身の不調
・事業所の方針への不満
・人間関係
・収入
身体については本人事由として、精神の不調も何かしらの不満や人間関係などにより生じるものだと考えると、事業所事由の主な理由はこの3つになります。
ではこれらについて、入社してから不満が出ないようにどう見極めればいいでしょうか。
方法①-エージェントが持つ情報をフル活用
まず事業所を探すときに、転職サイトに登録すると思います。
ハローワークは相対的に、転職サイトに載せるお金がない事業所が多いです。「お金がない=採用コストが高い or 経営が不安定=離職率高」の場合もあるので、でできるだけ転職サイトでも探してみましょう。
転職サイトにある程度給与や手当について記載があると思いますが、転職エージェントを利用することは下記のようなメリットがあります。
優秀なエージェントが担当につくと満足のいく給与で就職できたり、評判の悪い事業所は出来るだけ省いてくれるので是非活用しましょう。
エージェントは通常、求職者を事業所に紹介することで事業所から紹介手数料をもらいますが、早期で退職すると事業所に紹介料を返金することが多いため、出来るだけ"あなたが辞めない"事業所を探してくれるはずです。
ですので、まず転職サイトを見て気になる求人がある場合は積極的に転職エージェントに事業所の評判や紹介実績について聞いてみましょう。もちろんエージェントも知らない場合があるので、その場合別のエージェントにも同時に聞いてみることが大切です。
おすすめの転職サイトと転職エージェントについてはこちらの記事を参照ください。
方法②-ネット上で公表されている事業所のデータを活用
2つ目はあまり知られていない、裏技的な方法です。
いい事業所と悪い事業所を見極める1つの指標として、離職率があります。
職員が快適に働けるところでは離職率が低く、そうでないところでは職員がすぐに止めるので離職率は高いでしょう。
その離職率を、厚生省から公開されているデータから計算することが可能です。
各介護事業者は毎年厚生労働省に対して毎年職員の人数や離職数のデータ他、詳しい情報を正しく報告する義務があり、厚生省は報告内容をオンライン上の介護サービス情報公表システムで公表しています。つまり、このサイトで昨年度の各事業所の離職率がわかるのです。
*嘘の報告をした場合は営業停止になる場合もある為、ある程度信ぴょう性は高いと思います。
東京のある特養の例:
離職率はこの計算で出すことができます。
1年間の離職者数 ÷ 職員数 × 100 = ○%
この特養の離職率は常勤非常勤合計して
11人 ÷ 24人 × 100 = 46%
業界平均が約16%なことを考えるとかなり離職率が高いことがわかります。
また「経験年数5年以上の介護職員の割合」が0%なので、介護経験の浅い職員だけで回していることがわかります。
恐らく運営がうまく回ってない状況が想像できますね。
このように、介護サービス情報公表システムを転職サイトやエージェントの情報と併せて参考にしてみてください。
もし転職エージェントがこの情報と全く違うことを言っているなら、エージェントの質が悪い可能性もあります。
エージェントの質を見分けるのにも利用してみてくださいね。
方法③-面接でこれは必ず聞こう!
良い職場か見分けるには、面接でしっかり話すのが最も大切です。選ばれる立場ではなく、事業所を選ぶ立場でしっかり見極めをしましょう。
離職率がかなり低い事業所と高い事業所の何が違うかというと、ほぼ管理者の質と言っても良いと思います。
私もかなりの事業所を訪問し、また分析をしてきましたが、管理者が密に職員とコミュニケーションを取って、話しやすい・相談しやすい雰囲気を作っている所は離職率がかなり少ないです。
*モラハラや性格の悪い管理者は論外です。
その理由は下記の通りです。
もちろん、ただ職員と話すだけで問題把握や解決の意思がなかったり、何も考えていない能力に欠ける管理者では上記は成り立ちません。
面接では管理者の人柄や話しやすさとともに、本当に能力のある管理者なのか、また新人に対するフォローもしっかりしているかを含め、下記のことを聞いて探りましょう。
1. 現場の状況や人間関係を把握できているか
質問例:職員さんたちは皆さん仲良くされてますか?
見極めポイント:人間関係が悪いという所は入社を控えましょう。良いという場合も正直に話しているかどうかは表情や言葉でわかるはずです。
また、事業所に入った時や見学をした時、職員さんたちがちゃんと挨拶をしてくれる所はまともです。雰囲気が悪い事業所は職員が管理者にも挨拶せず下を向いたままそそくさと通り過ぎるところが多いです。
2.現場のトラブルに対して対処する能力があるか
質問例:人間関係でいざこざがあったりすることもあるかと思いますが、そういう時はどうしているんですか?
見極めポイント:ここで明確に対応策をハキハキ言えるかどうかが大切です。理想は、「問題が起きている両者の話をそれぞれに聞いた後に、仲を取り持つように話合わせて納得させてます」のような具体的なアクションが言えることです。
だいたい何もしない管理者だと、「まず話を聞きますね。。。」と言葉が詰まってしまうことが多いです。
私も、優秀な管理者かどうかはこの明確なアクションを言えるかである程度見分けています。
3. 実際の離職率を再確認
質問例:ここ一年で新しい人は結構入社されてますか?
見極めポイント:入社する人が多いということは、その分辞める人が多いということです。辞める人は多いか?と直接聞くと失礼にあたるかもしれませんので、まだ入ったばかりの人(自分の仲間)が多いのか知りたい、というていで聞いてると良いです。
4. 新人の教育体制がきちんとあるか
質問例:入社してからはどのように教えてもらえるのでしょうか?
見極めポイント:早期離職の多い事業所は、OJTの期間も1,2週間など短い場合が多いです。その理由は教育をおろそかにしている場合もありますし、人材不足で教育担当が足りていない場合もあります。
この質問に対しては、しっかり教育の担当が決まっているか、十分な期間設けられているかを確認しましょう。独り立ちするまでの期間は最低でも1ヶ月は必要だと思います。
最後に
以上、良い(悪い)事業所を見極める3つの方法でした。
悪い事業所に就職するとまた転職の繰り返しになって履歴書が汚れることにもつながります。
無駄な転職を繰り返さなくても良いよう、こちらが事業所を選ぶ側だという意思で慎重に選びましょうね。
介護業界の方向けに役立つ情報を流しています
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【介護経験者向け】介護人材事業のプロがオススメする『転職サイト2選』『転職エージェント6選』
介護の転職サイトはたくさんありますが、どれがいいのかよくわからないと思った方も多いと思います。
転職で年収を上げたり、失敗しない転職をするためには転職サイトでの自分のリサーチと転職エージェントの情報を上手く活用しましょう。
転職サイトは、掲載するだけで事業所に課金する場合や、掲載無料だが応募が来たら課金する場合があり、いずれにしても有料です。
ですので全てのサイトに掲載している事業所はそうないのですが、たくさんサイトを使っても管理が大変なので掲載件数の多い以下のサイトを基本的に利用するといいと思います。それでは、おすすめの転職サイト2つ、転職エージェント6つを紹介します。
おすすめの転職サイト
転職サイトは、掲載数が多い下記の2サイトを登録しておけば転職サイトのほとんどの求人は探せると思います。
カイゴジョブ
おすすめ度:★★★★★(登録マスト!!)
言わずと知れた介護職転職サイトNo1のカイゴジョブです。
介護求人数は国内最大級で、ここでおおよその事業所を調べることができると思います。
また後に載せてありますが「カイゴジョブエージェント」という転職エージェントサービスもやっているのでそれと併用すると良いです。カイゴジョブで気になる求人を探しながらエージェントに気になった事業者の情報を聞くといいと思います。
介護求人ナビ
おすすめ度:★★★★★(登録マスト!!)
こちらもかなり求人数が多く掲載されています。上のカイゴジョブと介護求人ナビを併用すれば大体の求人募集中の事業所を探すことができると思います。
会員登録せず、すぐに検索・応募できるのがポイントです。(応募時に入力必要あり)
おすすめの転職エージェント
転職エージェントの中でも代表的なものを上げます。各企業毎に特色はありますが、最終的にはどんなエージェントが担当につくか、という運もあります。
ですので、複数のエージェントに登録した上で気が合う、情報をたくさん持っている、きちんと意図を汲み取ってくれるエージェントに任せましょう。
転職エージェントを使わない人もいますが、いいエージェントを利用すると下記のようなメリットがあります。
マイナビ介護職
おすすめ度:★★★★★(登録マスト!!)
誰もがご存知のマイナビが運営する、介護職専門の転職エージェントです。
転職支援のノウハウはかなりあるので、比較的エージェントの質も高めです。
また大手な分顧客数が多いため、掲載事業所数は多数です。またオフィスまで行くと、とても丁寧に求人の情報や面接のテクニックなどを教えてくてるので助かります。
カイゴジョブエージェント
おすすめ度:★★★★★(登録マスト!!)
転職サイトの「カイゴジョブ」や事業者の経営支援ツール「カイポケ」、ケアマネのためのコミュニティー「ケアマネドットコム」などを運営する株式会社エス・エム・エスの転職エージェントサービスです。
介護業界に幅広い事業、ネットワーク、知見を持っていることが強み。
エージェントとのやりとりは基本的にLineで行えるため、かなり気軽に支援してもらうことができます。
気になった求人についてLineで聞くと、事業所の詳しい情報や直近の紹介事例などを教えてもらえます。
ここは気軽に使える & 求人数もかなり保有しているので登録必須です。
ケアジョブ
おすすめ度:★★★★★(登録マスト!!)
ケアジョブの強みは1、2位を争う求人数で全国に広いネットワークを持っています。また広告などを大々的にやっていないにも関わらずユーザーからの支持率は高く、最も利用したい介護転職サービスNo.1にも選ばれています。
ここまでの3つは登録しておくと良いと思います。
かいご畑
おすすめ度:★★★★・
かいご畑の特徴として「キャリアアップ応援制度」というものがあり、かいご畑に掲載されている派遣求人で就業が決定した場合、 介護の資格講座の受講料が0円になります。
ちょうど資格取得も検討していて、派遣社員として働きたい場合は検討しても良いと思います。資格取得だけでも結構お金がかかるので、お得な制度です。
カイゴWORKER
おすすめ度:★★★★・
カイゴWORKERは3年連続、楽天インサイトというアンケートでNo1の支持率を得ています。とにかく求職者に寄り添った就業支援を心がけています。
しかしその度合いはエージェント次第だと思うので、他の会社のエージェントと同時並行に進めながらしっかり信頼できる担当を見極めることが大切です。
どのサービスでもいい担当に当たるかどうかは運なので、複数のサイトに登録しておきましょう。
きらケア
おすすめ度:★★★★・
もともとIT業界で人材紹介をしていたレバレジーズの介護士専用転職サイト。
介護士さんの転職エージェントとしてはまだまだシェアは小さいですが、介護業界で離職理由として多い「人間関係」などにフォーカスしてしっかり良い事業所を探してくれます。
親身になってくれる分、転職に不慣れな方におすすめです。
事業所の離職率を調べる方法
最後に結構役に立つ小ネタです。
各介護事業者は毎年厚生労働省に対して毎年職員の人数や離職数のデータ他詳しい情報を報告しており、厚生省はオンライン上の介護サービス情報公表システムで公表しています。つまり、このサイトで各事業所の離職率がざっくりとわかるのです。
転職の際は必ず離職率の低いところに就職したほうがいいですが、ある程度はこちらで検索することが可能です。
ある特養の例:
去年度のデータを見ることができるのですが、介護職員数(常勤) が29人、退職者数(常勤)が4人なので、離職率はざっくり 4/29×100=14% です。
業界平均が約16%なので若干低いことがわかります。
こんな感じで、転職サイトやエージェントの情報と併せて参考にしてみてください。
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【キャリア】介護士が給料を上げる最短ルートとは?
介護士の給与が上がりにくい、と言う話をこちらで書きました。
ではその中でも介護士はどんな戦略でキャリアアップしていけば希望する給与に最も早く効率的にたどり着くのでしょうか。
そのために、まずは介護士のキャリアステップについて整理してみます。
介護士のキャリアステップ
介護士からのキャリアとして、王道で行くなら初任者研修→実務者研修→介護福祉士の順に資格を取得します。
平均年収は 平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果 参照
そして介護福祉士を取った後はケアマネを代表とする相談業務の道と、介護事業所の経営(マネジメント)の道が王道です。
(もちろん介護福祉士から看護師になったりというキャリアもありますが、あくまで介護士の延長線上のキャリアについて考えます。)
各資格や役職の横に書いてある数字は平均年収です。
年収はもちろん地域によって大きく異なり、あくまで全国の平均です。
キャリアステップが上がるにつれてこれくらい上がっていくんだ、と参考程度にみてください。
これを見ると、やはり始めは資格を取っていく必要があります。
介護福祉士の効率の良い取り方
介護福祉士とは介護の国家資格で、介護福祉士を持っていないとケアマネが取れなかったり、施設長になれなかったりします。また介護士にとっては1つ目の国家資格なので、経験のある介護して認められるためには必須の資格かと思います。
国家資格といっても、そんなに難しい資格ではありません。近年は合格率が70%を超えているので、キャリアアップを目指す方は必ずとっておきたいです。
介護福祉士合格率
区 分 |
第27回 |
第28回 |
第29回 |
第30回 |
第31回 |
受験者数(人) |
153,808 |
152,573 |
76,323 |
92,654 |
94,610 |
合格者数(人) |
93,760 |
88,300 |
55,031 |
65,574 |
69,736 |
合格率 (%) |
61.0 |
57.9 |
72.1 |
70.8 |
73.7 |
介護福祉士の取得方法は福祉系高等学校を卒業するルートもありますが、実際は実務経験でのルートが多いかと思います。実務経験でのルートの場合、条件は下記の通りです。
少なくとも3年間はかかるということですね。また、実務者研修も終了しておかないといけません。では実務者研修を受ける条件はというと特にありません。
あれ?初任者研修は?と思った方は鋭いですね。
初任者研修は必須ではありません。初任者を取らずに、まず現場に入って基礎を現場で覚え、資格は実務者研修から取る、というのが費用を安く抑えられ、かつ効率よく介護福祉士に近づくことになります。
スクールに問い合わせると、まずは初任者研修をとって介護ってなんなの?というところから勉強してはどうかと言われますが、効率を求めるのであれば行かなくても問題ないですし、無資格で働き始める方も多いですよ。
*基礎をしっかり学んでから働きたければ、初任者を取るのもいいと思います。
効率の良い年収の上げ方
さて、介護福祉士をとった後は、キャリアアップして行くためにはどういう戦略を取れば良いでしょうか。
これは最終的に年収をどこまで上げたいか、またそれにどれくらいの労力をかけられるか次第かと思います。
年収500万まででいいから確実に
500万くらいを目標とするのであれば、最も効率よく確実に年収を上げていけるのはケアマネを目指すことだと思います。最終的に大手で主任ケアマネになれば500万ほどだすところもあるみたいです。
まずケアマネ資格の取得条件のなかで最も簡単なのはこちらです。
とてもシンプルですね。
ケアマネの資格は上記満たして試験に合格すれば取得できます。合格率は15~20%と介護福祉士に比べると難しいのですが、努力次第で進めるキャリアということになり比較的進みやすいキャリアです。
またケアマネまでくると、主任ケアマネは比較的簡単に取れます。
(最近は難しくなってきている地域もあるみたいですが具体的な話は地域によって違うので割愛します)
ここまでくると、年収500万が見えてくるような感じです。
このルートでかかる期間は図の通りです。
最短13年で500万まで行ける可能性があるということですね。
大変でも年収600万に挑戦したい
この場合は管理者や施設長になる道を選ぶことになるでしょう。
ただ600万もらえる管理者になるには、ある程度規模のある法人で管理者を務める必要があるので、地頭の良さやマネジメント能力、運も求められてきます。
また、上に気に入られたり他の管理者候補とポジション争いをしたりと、ケアマネよりも、管理者になれるルートは確実性が下がります。
また管理者になるまで何年かかるかも、ここは読みにくいところですね。
それでも自信がある場合はこの道に進んでみてもいいかと思います。
もしくは、ケアマネ資格を取りながら管理者のルートも同時に目指してみるのもいいかと思いますよ。
最後に
今回は王道のキャリアステップについて、詳しくご紹介しました。
出来るだけ早く、また費用も抑えながら生涯年収を最大化する事はとても大切だと思います。
時間もお金も無駄にしないように満足のいく介護士人生を送ってくださいね^^
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