【iDeco】圧倒的に楽で有利な投資で老後2,000万に備えよう
以前の記事で、投資資金を作る方法やインデックス投資がとても大切なことをご説明しました。
まだ読んでいない方は、これから書く内容の理解度が格段に変わりますので是非こちらをお読みください。
また、インデックス投資は毎月数万円の積立投資で将来数千万の資産を作る、とても有効な方法です。
インデックス投資がなぜ有効かはこちらを参照
投資信託とインデックス投資のメリット(おさらい)
投資信託という投資のプロにお金を渡して資産運用をお願いするシステムを利用し、インデックス投資という国の代表的大企業の複数株へ分散的に投資することが効果的だということを上の記事でご説明しました。
インデックス投資のメリットは大きく以下の3つです。
インデックス投資のメリット
1. 安定企業への投資で安心
2. 分散投資でリスクを最小限に
3. 資本主義経済が終わらない限り世界経済とともに成長し続ける
1. 安定企業への投資で安心
例えば日本の代表的な大企業株であるトヨタ、ソフトバンク、三菱UFJ、ソニー等10株に投資しておくとします。これら企業は日本の平均株価すらも動かすほど規模が大きく安定成長も見込めるで安心です。
2. 分散投資でリスクを最小限に
ただご存知のように、東芝やJALのようなかなりの大企業でさえ倒産リスクは少なからずあるため、それらの大企業を分散的に買っておくことで、どこかが倒産したとしても他の企業の成長が続いていれば、マイナスを最低限に止めることができます。
投資家の格言の中に、こういう格言があります。
卵は一つのカゴに盛るな - Don't put all your eggs in one basket.
https://toyokeizai.net/articles/-/114968?page=2
インデックス投資は、まさにこれを体現している投資方法です。
3. 放っておくだけで利益がでる
例えば日本の平均株価に大きく影響を与えている企業たちに分散投資しておくと、日本の経済が発展していく限り投資の利益も増えていきます。
経済は常に浮き沈みの繰り返しで、短中期で見れば日本が景気が悪いだとか、景気が回復しただとか言われますが、この資本主義社会においては、長期で見ると経済は成長を続けていきます。
このグラフは日経平均株価が過去150年でどのように推移してきたかのグラフです。
見てお分かりの通り、戦争やオイルショック、バブルやバブル崩壊を経ても、ずっと成長し続けています。
こちらはアメリカの平均株価です。同じく長期で見ると、ずっと成長を続けています。
これで、平均株価の推移に伴って値動きするインデックスに投資する事がいかに有利か理解して頂けたと思います。
ではすぐにでも証券口座を開いて、インデックス投資を始めてください!
といわけではありません。
この投資をより有利に進めるために、iDeco(個人型確定拠出年金)という制度を利用します。
iDeco(個人型確定拠出年金)
iDecoとは、税制の優遇を受けながら60歳まで毎月定期の積立投資ができる制度です。簡単に書くと下記3点のメリットがあります。
インデックス投資については前述の通りですので省略しますが、
iDecoで節税1 - 投資金額の年収控除
例えば普通の会社員の場合、月間23,000円まで投資が可能です。
23,000円の投資を毎年した場合、節税額は次の通りです。
1年間で41,400円の節税ができます!
35歳からiDecoを始めたとすると、60歳までの25年間で103万強の節税になります。
これだけの額が、給与から引かれなくなるんです。実質手取りが増えることにもなりますね。
このメリットお分かり頂けますでしょうか。長期的に資産の運用もできて、かつ手取りも増えるというのはかなりのメリットですね。
これがiDecoを利用した投資が圧倒的に有利だと言われる所以です。
iDecoで節税2 - 利益は非課税
また、比較的安定な商品に投資をして年間3%の利益が出たとしましょう。
25年で積み立てた額は690万円になりますが、利益は約335万円になります。
通常はこの利益335万円に対して税金がかかり、67万円ほどの税金が取られます。
ところが、iDecoを利用した場合はこれが非課税になるので、利益まるまる受け取る事ができるんです。
そして夫婦で23,000円ずつ投資すると、25年間でも2,000万円の資産が形成できることになります。
これも、iDecoが投資家にとって、また資産運用にとって最も素晴らしい制度で、お金に詳しい人がこぞって必ずやった方がいい、と言う理由です。
iDecoにおすすめの証券会社
iDecoを扱う証券会社は多くありますが、SBI証券か楽天証券で開設しておけば問題ないでしょう。この両者は商品点数が多く、また買い付けや運用のコストもかなり安い商品が揃っています。
どちらを開設しても遜色はないので、両方資料請求して使いやすそうな方を選ぶといいかもしれません。
SBI証券
楽天証券
最後に
この記事では、資産形成としてとても有望なインデックス投資と、投資を更に有利にするiDecoと言う制度について説明しました。
iDecoを上手く活用することで老後2,000万円がかなり現実的になりましたよね。
将来のためにも、iDecoは必ずやっておきましょう。
老後に生活補助を受けながら寂しい思いをする必要がないように。。
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